2007年4月17日 (火)

【ナイキの対応】「ブレーキなし。問題なし。」

 前記事へのコメントを2通頂いているが、まとめ的に新記事とした。

 件の広告が掲示された正確な時間というのは分からないが、2007/4/9であることはほぼ間違いがないだろう。翌日10日早朝に情報を知り、抗議文を書いたのが午前7時頃。それから、というのを書いてみたい。

 僕がこの話を知ったのはmixiの某自転車関係コミュニティに立てられたトピックからで、これに対する反応は概ねそこで得ていた。九分九厘のレスポンスがこの広告と、そして現実に「ストリート」を無法運転するノーブレーキピスト乗りに対する不快感と反意で占められていた。
 広告主であるナイキジャパンに対しては、僕のようにメールを送る人、電話で抗議をし、その内容を録音して衆目に晒す人等様々であった。僕もその録音を聞いたがそれによると、

「今回のキャンペーンの意図は、東京の新しい世代のアスリート達とそのスポーツへの敬意を表すために街で気軽に楽しく遊べるスポーツとして、フットサル、ストリートバスケットボール、ダンス、スケートなど彼らのカルチャーを示しているキャンペーンを『新しい世代の"Just do it."』というスクリプトにスポットを当てて東京に於ける新しいスポーツコミュニティをサポートしていきたいというもの。」

であり、

「ブレーキのない自転車を乗って下さいと言う若者に訴えてるのではなく、若者達がアクティビティを楽しんでいる時の爽快感を表現するために使わせて頂いたキャッチコピー」

なのだそうだ。

 抗議者は、今、公道を制動装置のない自転車で駆け回るという流行があり、それをスポーツ大手のナイキがサポートするかのよう(に受け止められる)な行為をしていることについて、一般の自転車乗りからすると同社の自転車に対する理解が一般の感覚と違うと思わざるを得ない、と続けるが、

「ご意見としてお預かりし、関係部署に報告させて頂く。」

と答えるに留まり、抗議者の「違法行為((公道での)ブレーキなし)を後押ししていると受け止めていいかの再々の問いには先の「ブレーキのない自転車を…」を判で押したように繰り返すばかりであった。

 まあ、お客様相談センターで一次対応している人間にはこれ以上答える権限はないと理解するのが正しいところかと思う。この電話も恐らく午前中。

 さて、僕の抗議メールであるが、打って間もなくレスポンスがあった。だが、案の定オートリプライ。内容をそのまま貼り付ける。

>Date:     Tue, 10 Apr 2007 07:49:29 +0900
>Subject:  ご意見ありがとうございました
>
>メッセージの到着をご報告申し上げます。
>
>お客様のメッセージは、後ほど担当者が拝見させていただきました
>上で貴重なご意見として今後の参考にさせていただくか、あるいは、
>お返事をさせていただくなどの対応をさせていただきます。
>
>尚、取扱店や商品に関する最新の情報はお電話にてご案内させてい
>ただいております。どうぞ「お客様相談室」をご利用下さい。
>
>メッセージありがとうございました。
>
>□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
>   株式会社ナイキジャパン (http://nike.jp/
> お客様相談室 0120-500-719 /月-金 9:00~17:00(祝日除く)
>□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

というもの。なるほど。

 以降の流れであるが、世間ではほとんど耳目を集めなかっただろうこのニュースは、先のmixiのコミュニティや、2chのニュース速報+板や自転車板で痛烈な批判が展開された。おそらくそうした表面に現れる物だけではなく、直接的にナイキジャパンや広告スペース提供者であるパルコPart1なされた抗議も非常に多かったのか、当日23時頃突然6598「今、広告撤去中である」との一報と広告のはぎ取られた白地スペース写真がネットに流れた(左掲)。

 この、広告撤去(先の抗議電話録音から、2日間限定掲示広告では有り得ないことは歴然としている)についてナイキジャパンからの公式・非公式なコメントは、僕の知る限り無い(2006/4/17現在)。
 また、僕自身の抗議メールに関してだが、上記自動応答文中に「参考にさせていただくか、あるいは、お返事させていただくなどの」とあったが後者は選択されなかったようだ。

 ということで、同社は本件を「無かったこと」にしてしまいたいのだな、と個人的には思った。
 しかしながら確かにこの広告は「あった」訳で、しかもこれほどまでインターネットが普及している今日、元々の広告画像を全て回収することなどもちろん不可能であり、それは流通した意見についても然りだ。

 ナイキジャパンが、「公道で『ブレーキなし』なピスト自転車で乗ることは『問題なし』」だと受け止められても反論できないような広告を出稿し、そして数々の抗議を受けたにも関わらず、それに対する自社の考えを示すことなくこっそり撤去した事は、消しようのない事実なのである。

 今、敢えて問い直したい。
「『訴えているのは爽快感であって法規違反の助長ではない』のなら、なぜ何も言わず広告を撤去したのですか?」
と。

【縁あってご覧いただいている皆様へ】
 「ブレーキなし。問題あり。」なのは何も法律に抵触するからという理由だけで言っているのではないことは、自転車に興味があってこのblogをご覧頂いている方なら十中八九お分かりかと思うが、僕のようなパンピーではなく、「プロ」の方がどう考えてらっしゃるか、リンクを張っておくのでご参照下さい。

VLAAMS-Bike - ブレーキなし。問題なし。 (プロロードレーサー、橋川健選手のblog)
狸サイクル  - 論争以前のブレーキの有無 (スポーツバイクショップ店主のblog)

【PS】
Google Blog Searchで「ナイキ」をググったら、あるblogが出てきてそれによると、

>渋谷でダンサーが若者にステッカーを配るんだがそこに書いてあるのは。。。
>
>
>外で遊べ。
>道で遊べ。
>空き地で遊べ。
>公園で遊べ。
>終電が行っても遊べ。
>追い出されても遊べ。      /* ← !! */
>遊び場はすぐになくなる。    /* ← !! */
>でも、またすぐに見つかる。   /* ← !! */

>好きに遊べ。
>今ここで遊べ。
>東京で遊べ。
>
>JUST DO IT.
>

だそうである。そのイベントは「ナイキ東京イグニッション!」と言うらしいが、このアーティクル以外でこのクエリーに引っかかる物が一切無いので詳細も真偽のほども不明だ。
 だが、本当ならば「お里が知れる」と言うものである。呆れて物も言えない。道理であんな広告平気で出すはずだ。
 特にむかっ腹が立つのが、「でも、またすぐに見つかる」のくだり。
 要するに、「そのフィールドがダメになったらまた別のフィールド荒らしに行けばいいじゃん」って言ってるも同然。こんな奴らに荒らされた方こそいい迷惑だ。

#【2007/4/20追記】
 世の中、頭の中身がスカスカな輩は多いようなので、晒す。
>追い出されても遊べ。(Google Blog Search)
>追い出されても遊べ。(Google Search)

Just do what breaking law.
NIKE

ってとこだな。
既に死語だが「逝ってヨシ。」

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2007年4月10日 (火)

【ナイキへの公開抗議文】「ブレーキなし。問題なし。」

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 渋谷パルコPart1壁面に掲示されたナイキの広告。
 開いた口が塞がらなかったので、

NIKEJAPAN:PRIVACY STATEMENT
http://nike.jp/support/index.asp

に以下抗議文を送っておきました。
 それにしても制限文字数少なすぎ。1000字かと思って一生懸命削ったのに1000バイトだって^^;;

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【抗議】「ブレーキなし。問題なし。」

どこがどう問題ないのですか?
道路交通法第六十三条の九の存在を知ら ないか、あるいは知っていてこれを破ることを教唆していると言っていいでしょう。
私も自転車乗りであるので、都内をノーブレーキピスト車で法を無視して闊歩するのがカッコイイとする流行を苦々しく思っております。不法行為であるのはもとより如何に危険かということから。
競技者が公道練習を行う際テンポラリブレーキを付けるのは遵法、常識、自分の命を守るものですが、この広告はこれを真っ向から否定するものです。
流行バカが自損事故を起こして死ぬ分には痛くも痒くもありませんが、こんな輩が事故件数を上げることで警察行政が自転車を公道から追い出そうとしている現状に大義名分を与えることは、看過出来ません。
この広告が真っ当なライダー達からどれだけ顰蹙を買っているか真摯に耳を傾け、こんな恥ずかしい自己主張は速やかに取り下げるのが、御社のイメージ低下を回避する唯一の手段であると言うことを知るべきでしょう。
この広告も、隅にでも「※ブレーキなしでの公道の走行は法律で禁じられております。」と追記されていればパンチの効いたいい風刺になったでしょうに。
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2007年3月17日 (土)

某自転車店の某車カスタマイズ

※自転車に興味のない人、あってもオールドファンでなければ読んでも一つも面白くない(ってほど多くは語ってないけど)。

http://www.cs-y.com/mts16.html

 やりたいことは分かる。ただ、ベースとなる自転車の選択がまず間違っているような気がする。
 ひとつには、ベース車の価格セグメント。安すぎるだろう、これ。
 もうひとつは、そのフレームアピアランス。なんでオールドスタイルなスポルティーフ(ベース車は「CLUB SPORT」と名乗っているが)を作るのにホリゾンタルじゃなくスローピングなのか。

 前者については安いベースでカスタマイズという遊び心として理解することは出来るが、ならばなおささらスローピングフレームというのは頂けない。

 カスタマイズで何をテーマにどういう事をしたかと言うことは元記事をお読み頂きたい。やってることそのものは、なかなか面白い。しかしながら、最初に挙げた前提部分も含めて今ひとつ的を射ていないような感が否めない。
 その代表的な一つが、ブレーキレバーのアジャスターだ。本文で、相性の関係で泣く泣くと述べられているのでそれは理解するにしても本当に醜悪である。美しくない。ブレーキ本体にアジャスターの無いカンチブレーキだからレバー側につけるメソッドは正しいけれどもこれでは何をどうカスタマイズしても見てくれがぶち壊しだ。根気でオールドパーツを探すなりなんなりして欲しいものである。

 これが、個人のページであれば「まあそのへんはご愛嬌」とも思うが、ショップのカスタマイズとして紹介するのはいかがなものか。お里が知れると言うものだ。

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2007年2月 9日 (金)

いっつも思うのだが…、

Nec_1057 よく、整列乗車する時に列の一番先頭に立つと僕は怖くてしょうがなく、いつも体を斜に構えて後ろの人波が見えるようにしている。出来れば一番前にはつきたくないのが本音だ。
 全ての電車のホームって左掲の写真のように転落防護扉付きに出来ないのだろうか。
 これだけで、全く安心感が違う。たまたま撮影のタイミングで快速だか急行だかが全く減速せずに通過していったのだけれども、見て分かる通り僕は「お下がり下さい」の黄色い線の上に立っている。それでも全く恐怖感を感じないのだ。
 ホント、みんなこうなれば劇的に人身事故は減ると思うのだが。

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2006年8月16日 (水)

最大乗員数

最大乗員数

 最近近所でこのステッカーを貼っているママチャリをやたら見かける。 洒落の積もりなんだろうが、「つか、それつまんないし。」という感じだ。
 というより一部の都府県でのタンデム車以外二名以上の乗車は道交法違反である。 違反といえばこの春以降自転車の反則も厳しく取り締まるとか聞いていたのに相変わらず2ケツ、無灯火、逆走、傘手持ち…。 危なくってしゃあない。 そんな輩が対人対物賠償保険に加入しているわきゃないし、下手すりゃ当たられ損。 なんとかならんのか。

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2006年8月 8日 (火)

亀田父 vs やくみつる

 どっちもどっち。
 一言、ガッツさんは大人だ。

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